超元気! アクティブシニアたちがダーツに挑戦【沼津市 高齢者のためのスポーツ体験会】

 10月某日、静岡県沼津市でおこなわれた「高齢者のためのスポーツ体験会」に、我らがスポーツダーツも参加させていただきました。地元の60歳以上のシニアたちを対象に、年齢問わず楽しめる生涯スポーツとして、“走るの禁止”の「ウォーキングサッカー」と「スポーツダーツ」を体験していただく会です。

元気に体を動かすウォーキングサッカー

 初めは「ウォーキングサッカー」からスタート。Jリーグチームであるアスルクラロ沼津の選手と一緒に、ボールの触り方から始め、ドリブル、パスの練習、最後に試合形式で実践です。

まずは(手で)ボールの触り方から
試合形式では各々が活発に動き回ります

 走ることを禁止されている「ウォーキングサッカー」でしたが、試合に夢中になって走ってしまう参加者もちらほら。レフェリーの「走らないで!」という声がひっきりなしに聞かれました。転倒してしまうこともあり、ヒヤヒヤさせられましたが、当の本人は大笑いしていて楽しんでいるようでした。

自然とコミュニケーションが生まれるスポーツダーツ

 ウォーキングサッカーの後に休憩をはさんで、いよいよスポーツダーツの登場です。やんちゃな参加者たちですが、ダーツになれば安心して見ていられます。けがをする危険性が低い所も、老若男女すべての人ができるダーツの良い所ですよね。

 スポーツダーツのコーナーは、ダーツを投げる感覚を身に付けてから、点数計算の方法を学び、最後はカウントアップで実践です。

未知のスポーツにも真剣に挑む参加者たちの背中

 「腕をどう使ったら、上手に投げられるの?」
 「見て見て、あの方、お上手なのよ」
 ダーツを投げ始めると、自然と会話が発生し、にぎやかになりました。

ちょっと面倒な点数計算が活発なコミュニケーションのきっかけに

 最初はダーツを投げてもボードになかなか届かない参加者もいましたが、諦めずに繰り返し投げることで、ボードに届くようになり、狙った所に入るようになり、確実な上達が見られました。初めはなかなかボードに届かなかった方が、最後のカウントアップでは参加者の中で最高得点を取ったことは、とても感動的でした。

最初はボードに刺さらなくても繰り返し投げるうちに刺さるようになりました

とにかく笑顔が絶えない元気な会でした

 60歳以上を対象に募集しましたが、実際に集まった参加者は、70代と80代!しかし、歳を感じさせない、フットワークの軽さ、好奇心で、終始笑顔と会話の絶えない活気のある会になりました。会の最後にとったアンケートでも「体を動かせてよかった」というご回答が多く、あり余る元気を感じました。そういった方々からダーツについても「またやりたい」という声をいただけたことは、今後、スポーツとしてのダーツが世の中に広まるまた1つの糸口となったことでしょう。

 最後に、今回、この体験会にスポーツダーツを参加させてくださった沼津市職員のみなさま、イベント中に参加者とコミュニケーションをとりながらダーツを教えてくださったアスルクラロ沼津の選手およびスタッフのみなさま、そして、慣れないスポーツに積極的に挑戦してくださった参加者のみなさまに改めて感謝申し上げます。

この記事を書いた人

JY湘南

このサイトでライターデビューを飾ります。
湘南生まれ、湘南育ち、趣味はスキー・スノーボードです。